<< 紙モノ・古紙を中心に扱う高円寺の「ハチマクラ」。売っているものだけでなく店内のディスプレイや棚やら全てにウキウキするウッキー♬ | top | おとなしくblog更新ですw ひとくちサイズ。 >>

日曜劇場「とんび」に毎週、派手に涙してしまうのはわたしだけでしょうか。。。いや!違うはずです!

 
古いフィルムカメラを売っている雑貨屋さんで久しぶりに、いわゆる「写真」
談義に花が咲いた。最近はソフトとパソコンとカメラの相性やら機械に関する
話ばかりだったからアナログの話が逆に新鮮で楽しかったですね〜。

以前はね、仕事だとポジフィルムが多く、撮影後にフィルムを現像所に
持ち込み、数コマ切ってテスト現像する“切現”というのをしてたんですよ。
(6x7だったら1.5コマね)それを見て増減感(現像時間による明るさの調整)
の本番指示をして仕上がりを見る!って行程だったんだけど。
ちなみになぜ切現なんかをするの?はい!お答えしましょう!
ポジフィルムって明るさにとってもシビアなのです、なのでジャストな
明るさで写ってるかどうかをちら見するんです。まぁ料理でいえば味見
みたいなもんです。んで、もう少し塩たしてみよか!ってな感じと一緒ね。

普通は肉眼でみてもわからない程度の天気による明るさの変化を現場で
露出計算して撮影するのですが、デジタルみたいにその場で確認ができない
ので、経験のみぞ知るということで、露出計を使ってこの完全百発百中
の適正な露出を出せるのには2年くらいはかかるんです(ワタシだけ??)
っていうか、適正露出だせないと仕上がりの保証がないわけで。。。
そりゃ〜もう必修科目なわけなんですわ。

ちなみにカメラに内蔵されている自動露出は、反射光といって、カメラを
向けたものからの反射で計算されます。でもこれでは逆光は計れなく、
白い風景や黒い服を着た人などを撮影する時には正確な計算はされません。
なので露出計というものを使って入射光から計算するんです。
実際に受けてる明るさを計り、それに対し、自分が撮影するものが
基本になる18%グレーというものからどれくらい明るいのか暗いのかを
計算して、撮影するのに適正な露出を出すんですね〜。
これを瞬時に行わなければならなく、だって、フォトグラファーが露出を
計ってから考え込んじゃったら、冬の寒空の下、夏服で撮影されている
モデルさんがかわいそうだからねぇ〜w
余計なことですが、そんなタイミングの時に、後ろの方で通行人がなぜか
止まっちゃったりしてね、「あ〜、あのひと写っちゃうよ〜、しかも
かなりいい位置、モデルの顔のちょうど横だ!」で、誰かが速攻で遠く
まで走って行って頭を下げ、想像するに「あそこで撮影してまして、
ちょっとこちらに移動していただいていいですか?」的なお願いをしてる
様子をみんなで見守り、無事に移動してもらえるとホットしたりしてね〜。
今だったらデジタルで一瞬のレタッチで解決してしまいますけどねぇw

話は戻りますが、そして!フィルムの箱に書いてある感度!
あのISO100とか書いてあるヤツね、あれを表示感度というんですが、
フィルムの製造段階でズレがでるのでなんと!実際の感度は表示とは
違うのです!おー!!製造番号によってだいぶ違いがでるので、前もって
テスト撮影したり、切現の具合でその誤差を微調整するのです。
現像時間の微調整はだいたい1/3刻みくらいで細かく指示をするので
「ノーマル」「+1/3」「+2/3」~「+1 と2/3」だったり(あんま意味
わかんないですよねw)まぁ、魚市場の競りと一緒で、その職業の人しか
わからなかい度合いかもしれませんねぇ。。。
そんで、ここでやっかいなのが、現像時間によって変わるのは明るさだけ
でなく、色味とコントラストまでもが影響をうけてしまうということ。
もっと明るくしたいので+1まで押したい!なんてことになると
ナチュラルな感じはなくなり、バキッとした感じになり、そしてザラつき、
写真の雰囲気がまるで変わってしまうのです。これがそれぞれのフィルムに
よって転び方の個性が違うので、現像段階では本当に微調整しかできなく、
現場での露出が全てをにぎることになるのです。逆にこのバキっとした感じを
だしたくて逆算して撮影することもあったります。

まあ、これは明るさだけの問題。
で!現場ではもうひとつの問題「色温度」というのが存在します。
これがまた肉眼ではわかりずらいんですね〜。
なぜって?人間の目というのはとても優れているんですよ〜!この色温度と
いうのを自動調節してるんです。なのでだいたいのものが正常に見えるの
ですが、フィルムは正直にこの色温度をだしてしまいます。
「このフィルム腐ってんじゃねぇ?」と言いたくなる程です。
あ!この色温度は相手がポジフィルムの時にかぎってね。
(ネガももちろん関係はしてるんですが、紙焼きをする段階で補正できるのだ)

そもそも光にはそれぞれ温度があり、青っぽいと温度が高く、オレンジっぽい
と温度は低いのです。あ!ガスの炎を思い浮かべてくださいね!根元が青く、
先端が赤いでしょ?
撮影中に突然雲に入ったりすると急に色温度が上がり青くなるので
補色の暖かい色のフィルターで補正したりするんです。でもフィルターも
細かく段階がわかれているので、どれくらい補正したらいいのかの目安を
色温度計で計り決めるのです。当然ながら明るさも落ちるので同時に計って
計算します。が!レンズの前にフィルターを入れると、その分暗くなるので
その分も更に計算してあげなければなりません。しかし!残酷なことに
天気は待ってはくれずどんどん変わってしまいます。でもそれを待っていたら
撮影はできません、なので手が何本あっても足りないのですよ。
そこで最後に頼るのは経験と感になるわけなんですが、完璧はありえないので
撮影後に現像が上がるまでは、いつもドキドキ君は赤道小町といった
ところでしょう、、(すみません、、、)

っとっとっと!うっかり話が突っ込んでしまい長くなってしまいました、
しかも地味な話で。。。
こういう話をしてるときりがなくなってしまうのでこの辺で。。。
まぁ、こういった話には現場のごたごた話がかならず付いてくるもので
もう忘れてくださいといった話満載ですが、それは機会がありましたら。。。

うっ!やっぱ長いよ読んでくれてありがと
oku--jun | カメラ?写真?のこと? | 00:37 | - | - |

08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
RECOMMEND
ナポリタン、
ナポリタン、 (JUGEMレビュー »)
おくがわじゅんいち著
役に立つ情報がほとんど無いにもかかわらず濃過ぎる充実の内容(B6版オールカラー80P)
RECOMMEND
picnic 360°
picnic 360° (JUGEMレビュー »)
写真:おくがわじゅんいち
日々がピクニックな気分で10年間撮りためた写真たち。ショートムービーを観ているかのような192頁
RECOMMEND
breath
breath (JUGEMレビュー »)
yutaka hirasaka

photo:JunichiI Okugawa
RECOMMEND
RECOMMEND
Silence by Silence
Silence by Silence (JUGEMレビュー »)
(V.A.),Murohashi Takuya,SOLEA,Yamaan,masato abe,yutaka hirasaka

photo:JunichiI Okugawa
RECOMMEND
ブラウンダイアリー
ブラウンダイアリー (JUGEMレビュー »)
奥川 純一
一緒に生活を初めてからの5年間いろいろ。ブラウンの日常生活の記録。ブラウンダイアリーシリーズの記念すべき1作目。
RECOMMEND
ブラウンダイアリー・ゴールデン
ブラウンダイアリー・ゴールデン (JUGEMレビュー »)
奥川 純一
ちょっと成長したブラウン。沖縄での夏休みや、ヘアサロン体験、そして自分の写真展など、初めての挑戦がいっぱい。
RECOMMEND
ブラウンダイアリー・ボンボヤージュ
ブラウンダイアリー・ボンボヤージュ (JUGEMレビュー »)
奥川 純一
まさに、ボン・ボヤ〜ジュ!一冊まるまる北欧はデンマーク、そしてチェコの大冒険!
RECOMMEND
ブラウンダイアリー春夏秋冬
ブラウンダイアリー春夏秋冬 (JUGEMレビュー »)
奥川 純一
カラー写真の間に時々はさまるモノクロ写真が哀愁漂う雰囲気をかもしだす映画を観ているようなブラウンの春夏秋冬。
RECOMMEND
ブラウンは、晴天なり。 (MARBLE BOOKS)
ブラウンは、晴天なり。 (MARBLE BOOKS) (JUGEMレビュー »)
おくがわ じゅんいち
全編、SX-70と690で撮影されたポラロイド写真集。プライベート感にあふれた未発表のものを集めた写真集。
RECOMMEND
living soul vol.1
living soul vol.1 (JUGEMレビュー »)
DISCO 2

photo:JunichiI Okugawa
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
OTHERS
LATEST ENTRY
CATEGORY
ARCHIVE
LINKS
PROFILE
SEARCH